つらつら徒然

組曲サンダーバード

ベストセリングだったTreo650は、palm社の方向を変えた製品だったのでしょうね。電話機能のないPDAを並売しながら、市場のニーズに応えたTreo650がメインストリームプロダクトであることを会社として悟り、今後の社運を委ねた製品として後継の700シリーズをリリース。想像でしかありませんが、おそらくその間、社内ではそれまでの主力製品だったT|Cのリプレース機(T|C2?)を開発しながらも、Treoにリソースを集中するためにお蔵入りさせ、WM5搭載の700wを社運を賭けて投入したのだと思います。平行して販売していた電話機能のないハイエンドPDA(TT5, T|X, LifeDrive)が、あまり売れなかったこともTreoに対する順風になったのかも知れません。WM機である750vをメインに、Garnetを搭載した680を普及価格ゾーンに位置づけpalm社は総力をあげてニュージェネレーションTreoを販売しているように思えます。Treoが転けたら、palm社の存続もおぼつかないでしょうから、今後も素晴らしいTreoを出し続けてくれることを期待しています。one of themではないプロダクトがTreoだと思います。